こんにちは☀
あきはママです。
妊娠前から飲み始めるよう言われている葉酸サプリ。
最近はテレビCMでも呼びかけられるようになったため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
しかし、計画的な妊娠であっても、そうでないもしても、ちゃんと妊娠前から服用しているという方は実際には少ないのでは。。。
妊娠発覚してから、受診した産婦人科でサンプルをもらったり、妊娠情報サイトで葉酸サプリの存在を知る。という方も多いかと思います。
そして、よし!飲まなきゃと調べてみると山のようにサプリ会社が出てきてどれを選んだらいいか分からない。。。
あきはママも一人目の妊娠のときはそんな感じでした。。
しかし、『葉酸がなぜ必要であるか』という根本を知れば確実に妊娠前から摂取した方が良いです。
今回は葉酸サプリの必要性から、おすすめのサプリまで書いていこうと思います。
葉酸の必要性
厚生労働省からも発表されている内容として、
【葉酸は胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減につながる】
とあります。
サプリ会社のホームページにいくとあれやこれや書いておりますが、原則の葉酸摂取目的としてはこれ一本です。
神経管閉鎖障害とは、具体的に言うと『無脳症』と『二分脊椎』です。
無脳症については、かの有名な漫画『コウノドリ』でもドラマ題材にピックアップされていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
先天的に脳が形成されず、お母さんの体の中でしか生きられない。100%死産になるという、辛い障害です。
ドラマでは中村ゆりさんが、胎内で生きている我が子を自ら死産させないといけないという過酷な選択を迫られた患者を熱演されていました。涙無しには見られない回でした。
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二分脊椎症は、本来脊髄が納まるべき脊柱管せきちゅうかんと呼ばれるトンネルに先天的な形成不全が生じ、神経の一部が脊柱管の外に出ている状態を指します。症状の重さは個人差が大きいですが、主に運動麻痺、知覚麻痺、水頭症、膀胱直腸障害などが発生してくる可能性が高いです。
日本ではおおよそがこの二分脊椎症であり、1万人に対して5.59人の割合で発生しているそうです。
(参考:葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省))
ただ、妊娠初期の葉酸摂取によりその72%防止されるというデータが英国の研究で明らかになっています。
割合で見ると1000人に1人も発症しない、障害ですが、数ある因果関係の不明な障害のうち、確実に有効である予防策があるものは絶対にやっておくべきです。
これが、葉酸サプリを取りなさいと、テレビCMて言われるまでになった理由です。
葉酸が必要な期間
続いて、それでは神経管閉鎖障害の発症を抑えるため、『いつ』『どれくらい』葉酸を取ればいいのか、ということですが、
厚生労働省が発表しているのは
【妊娠1か月以上前から妊娠3か月まで】
【1日400μg】
です。
葉酸サプリ会社のホームページを見ると、『妊娠前から授乳期まで〜』などと書いてあるところがほとんどかと思いますが、
葉酸として必要とされいるのは、【妊娠1か月前〜妊娠3ヶ月まで】です。
ぶっちゃけそれ以降は葉酸の必要性はそれほど高くないと思われます。
しかし、発売されている葉酸サプリのほとんどは葉酸以外に、妊娠期に不足しやすい鉄分やビタミン・ミネラルがたくさん含まれています。
ですので、葉酸としての必要性よりもそれらの成分を摂り続けることを推奨していると解釈できます。
葉酸の量として、ほとんどの会社で400μg〜480μgで発売されているよう感じます。
何事もそうですが、やりすぎもまた毒になり得る可能性を持っています。厚生労働省は上限を1000μgと定めていますので、過剰に摂取するのは避けなければならないでしょう。
葉酸サプリを選ぶポイント
限りない数発売されている葉酸サプリ、、
その中から最低限抑えておきたいとあきはママが思ったのが
GMPクリア
GMP:Good Manufacturing Practice(適正製造規範)。原材料の受け入れから製造、出荷まで全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のこと。
です。
日本の医薬品は確実にこのGMP施設基準をクリアすることが義務付けられています。
しかし、恐ろしいことに、サプリメントに関しては、現段階ではGMPをクリアしていなくても製造販売が可能なのです。
これをクリアしていない会社は申し訳ありませんが、私は絶対に買いません。
ぶっちゃけ製品の品質が保証されていないと言っても過言ではないからです。
自社製品に自信があれば、間違いなくGMPを取得しているはずです。
このGMPに関する記述が無い商品は避けることをオススメしたいです。
その他、妊娠に良いとされる『マカ』が入っているサプリが多く見られます。
ただこのマカについてですが、残念ながら不妊治療に対して有意な効果というのはまだ実証されていないのが現実。
ですので、妊娠後も飲み続ける必要がある葉酸サプリにとってマカが必要になり続けるか、と考えたところ、もちろん邪魔になることはないですが、それでコストを上げる必要もないかなと思いました。
その他に明らかに妊娠中に必要であると言われる
『鉄分』や『ビタミン・ミネラル』に関してはどこの会社のものでもおおよそカバーされているのがほとんどです。
以上を踏まえて、あきはママおすすめサプリを3つご紹介します。
おすすめサプリ
[1]Belta (ベルタ)
雑誌に掲載されていたり、よくある比較サイトでも上位にきているものです。
実際あきはママもこれを愛用しております。
1、国産・無添加
2、妊娠中に嬉しい成分盛り沢山
3、続けやすい価格
(最初6か月で20,440円、その後1ヶ月分毎3,980円)
1、国産・無添加
ベルタは自然由来成分が多く、国産、保存料や防カビ剤などは一切添加無しです。もちろん自然由来成分が多いということで残留農薬チェック、放射性物質チェックもしっかり行っています。
国産であるという安心感は大きいです。また、何が赤ちゃんにとってストレス物質になるかわからない時期、少しでも不安を無くすために無添加なのも◎。
2、妊娠中に嬉しい成分盛り沢山
ベルタは妊娠中不足しやすい、鉄分やカルシウムの他にも、妊娠中の栄養サポートとしてビタミン・ミネラル・アミノ酸がふんだんに盛り込まれています。
23種類の野菜、その他にもガラクトオリゴトウや、ラクトフェリン、ベビーコラーゲンなど。
赤ちゃんとお母さんに良いと考えられているものは盛大に入れまくっている感じです。
その全ての成分に関して、ここで考察するのは難しいため、省略させていただきますが。。
以下のサイトで詳しく説明されている方がいました。とても参考になりました。
妊娠初期3ヶ月というと、ツワリで絶賛しんどいとき。。。
食事もなかなか摂れないことが多いとき、野菜成分をたくさん含んでくれていると、『食べれなくてもこれさえ飲めば。。。』と気持ちを楽にさせてくれました。
3、続けやすい価格
半年で20,440円なのでひと月3,500円弱の計算。それくらいなら続けれるかなというのが感想でした。
最低6か月は続けないといけないプランですが、
①妊娠前ひと月〜妊娠3ヶ月までなので、最低4ヶ月分でいければラッキーだけど、、、なかなかそんなすぐ妊娠することはないと思っていた。
②もし仮にすぐ妊娠したとしても、3ヶ月以降も葉酸以外に妊娠期必要な成分がたくさん入っているため続けようと思った。
という、2点からこれでもいいと判断しました。実際この①のパターンでちょうど半年分飲んだときに妊娠3ヶ月が終わったので、解約致しました。
[2]elevit (エレビット)
1、大手製薬会社販売
3、葉酸800μg配合
4、高すぎない価格
(6ヶ月24,300円、1ヶ月毎4,050円)
1、大手製薬会社販売
バイエルというドイツの大手製薬企業が研究開発、販売しています。
このバイエルという会社どれくらい大きい会社かというと、世界の製薬会社売上高ランキングで日本で1位の武田薬品より上です。(バイエル15位、武田16位。2019年データ)
ですので、そこが作り出す製品といったら、それだけで安全性や有効性のデータに信頼がおけます。
2、国産、無添加、医薬品のGMPレベルをクリア
こちらもベルタ同様に国産、無添加。それに加えて製薬会社ならではの厳しいGMPをクリアしているというお墨付きです。安全性に関しては、現在販売されている葉酸サプリの中ではぶっちぎりの1位であると言えます。
3、葉酸800μg配合
基準の400μgを倍上回る量含有されています。
エレビットのサイトによると、『十分量を摂るため』もしくは『葉酸を利用しにくい日本人の体質をカバーするため』などが理由として書いてあります。
しかしこれに関しては、若干あきはママ否定的意見でごめんなさい。
そもそも日本人に向けた厚生労働省の通知が400μgできているのだから、日本人の体質カバーのための過剰分はいらないのではないか?
&あきはママは薬剤師のくせに薬のコンプライアンス(決められた通りにしっかり飲むこと)が非常に悪いです。
ですので、よく『あれ?今日飲んだっけ?』となります。そのとき、もし間違えて2回飲んだら。。
他の葉酸サプリでは2回飲んでも葉酸量が1000μgを超えることがありませんが、エレビットでは確実に超えてしまいます。
過剰摂取になるリスクを逆にはらんでいると考えたので、あきはママみたいなタイプにとってはこの800μgは逆にデメリットになる可能性も。
4、高すぎない価格
ベルタよりは少々お高く設定されています。しかし、続けることが困難なほどではない価格です。
エレビット (Elevit)|葉酸マルチビタミンサプリ|バイエル薬品
[3]Mama Lula (ママルラ)
2、妊娠期に必要な成分が必要十分量だけ
3、価格が圧倒的に安い
(6か月7,750円、3ヶ月毎3,825円もしくは1ヶ月毎1350円)
1、サプリメント業界1位ファンケル販売
国内サプリメント業界最大手のファンケルから販売されています。やはりサプリメントにおける技術は確立されていますので安心感が違います。
2、妊娠期に必要な成分が必要十分量だけ
他の葉酸サプリと違い、妊娠期に必要なビタミン、ミネラルが必要十分量だけぎゅっと含まれています。余計なものは逆にあまり入れ込んでいない設計です。
3、価格が圧倒的に安い
成分が厳選したもので必要十分量だけであるため、価格がかなり安いです。
他の葉酸サプリの半額以下ほどの値段で提供されています。
神経管閉鎖障害の予防を目的に、必要最低限の葉酸&妊娠期に必要なビタミンミネラルを摂取したい、という方には最適かと思います。
以上長くなりましたが、妊娠における葉酸の必要性からオススメするサプリメントまでご紹介させていただきました。
参考になれば幸いです。