あきはママ~薬剤師の子育て奮闘記~

4歳の女の子と26週5日で産まれた874gの男の子、そして今お腹にもう一人。ブログは第二子のことがメインです。妊娠中期、出血。切迫早産→慢性早剥羊水過少症候群(caos)。

NICUレポ④〜面談と病室内の飾り付け〜

こんにちは☀

 

あきはママです。

 

NICUレポ、生後12日目です。

 

読んでくださってありがとうございます✨

 

今回また少し重たい内容ですので、ご了承くださいませ😢💦

 

 

 

容態について面談

 

肺の容態について朝イチでまたドクターとの面談。。

 

3日間用いた、強いステロイドデキサメタゾンに対しての効果検討と、今後の治療方針について

 

昨日までの雰囲気で、、あまり改善傾向が無いのは私でも感じていました。。

 

ですので、病院に行く道中から心はいっぱいいっぱい。。

 

旦那が一緒にいてくれたので、まだ、際限なく不安で押し潰されることが無かったのが救いでした。

 

そんな中、始まった面談。。

 

 

要約すると

 

デキサメタゾン効果があまり見られなかったため、副作用の面を考えて、ステロイドの使用はストップする。

 

今全ての治療をMAXで行っている状態

改善傾向は見られない。このまま全てMAXで行うと逆に負担になってくる可能性もあるため、そこまで必要でないと思われる治療に関しては少しずつ解除していく。

 

・動くと体内の酸素濃度が落ちるため、今は少しの体動も許容していない状況。

鎮静剤もかなりの量用いている。

それでせいちゃんも寝てばかりで、このままずっとこの状態というのも考えもの。

これからは多少酸素濃度が落ちるかもしれないが、せいちゃんと両親のためにも、あまり鎮静し過ぎず、起きて色々我慢していたことをしてもらおうと思う

 

とのこと。

先生たち、、上手に伝えてくれました。

 

せいちゃんの肺は、色々手を尽くしても、改善が見られなかったということ。。

 

これからは、、なるべく少しでも意識があって元気なうちに、、色々両親との時間を過ごさせてあげてほしいということでした。。

 

 

今回も覚悟はしていました。

 

 

それでも、辛い、、辛い内容でした。。

 

 

先生諦めちゃったの??

 

もう思い出作りの段階なの???

 

せいちゃんは、、もう元気に退院する可能性はないの???

 

 

ポロポロ、ポロポロ流れる涙。。

 

またうまく質問も言葉にできません。。

 

ただ、

 

『せいちゃんは、、苦しんだりしていないですか?

そして、、これからも、なるべくしんどい思いはさせたくないです』

 

とだけは、はっきり聞きました。

 

せいちゃんは今のところ苦しくないし、これからも必要な治療はもちろん継続していく。

 

せいちゃんが苦しい思いをしたりは、絶対しないよう注意していく。

 

と言ってもらえました。

 

 

考えなくない過去の後悔

 

せいちゃんの肺

 

私の子宮内の環境が悪くて育たなかった肺

 

いくら、原因不明だとは言われても

 

せいちゃんは全く悪くなかったのに

 

ちゃんと、、正常な子宮の中だったら元気に育った肺だったのに

 

私の子宮だったから

 

あんな、、過酷な中で育たないといけなかったから

 

 

もはや過去のことを振り返っても何も今は変わらない。。

 

でも、、どうして、、私の子宮内は出血してしまって、、破水してしまったのか、、

 

そして、、考えたくなくても何度も考えてしまうこと

 

こんなことを聞いてもどうしようもない、、しょうもない質問。。

 

『先生、、仮に破水した23週でせいちゃんが産まれていたら、、もしかしたら、まだ肺の状態も良かったのでしょうか。。』

 

どこかでどうにかできていたのでは?

 

という可能性を、もう、逆に考えたくなかった。。

 

「それは、今よりも厳しい状態でしたね。26週までこれたから、まだ頑張れていますよ!」

 

と言ってほしかった。

 

今、与えられた条件でやれるだけやった、ベストな選択だったと思いたかった。。。

 

それで、、どうしようもないその質問を先生にこの面談のタイミングで聞いてしまった。。

 

やはり答えは

 

「それは、その状況で産まれてみないとなんとも言えないことです。

やはり週数が浅いと肺以外にもたくさん問題は出てくる。

肺に関してはもしかしたら損傷が少ない状況だったかもしれない。

しかし、出産に関しては結果論になってしまうので、、23週では、可能な限り妊娠期間延長というのが一般的な選択です。」

 

でした。

 

そうですよね。。

 

先生、、そうなんです。。

 

ありがとう、、、ございます。。。

 

しょうもないこと聞いて、、ごめんなさい。。。

 

せいちゃんも、、ママいつまでも後ろ向いててごめんね。。

 

もうこのこと考えるのやめるね!

 

 

看護師さんの提案

 

面談を終え、部屋に戻りました。

 

相変わらず、穏やかな様子のせいちゃんは、しんどかったり、苦しくはなさそうで安心しました。

 

ここで旦那は会社に出勤

 

せいちゃんを包み込んで撫でていると、いつもの担当の看護師さんから提案が

 

「あきはママさん、良かったらせいちゃんの部屋、写真飾らない?

ママと、パパと、、娘ちゃんとその他の家族のもいっぱい。

せいちゃん頑張ってる姿を見守ってもらおうよ。」

 

なんだか、、部屋をそういう雰囲気にすること自体が、、私にとっては辛く感じてしまったのですが、、

 

せいちゃんがみんなの笑顔の写真に囲まれて、、元気になるなら、、、

 

まだここに面会に来られない親族、、せいちゃんに応援のパワーを送ってくれる人たちの顔をいっぱい並べよう!!

 

持っていたデジカメを持って、プリント屋さんと100均に行き、

 

たくさんプリントした写真を、写真立てと壁一面にマスキングテープで貼りました。

 

一気に華やかになった個室。。

 

入ってくるスタッフの方、、みんなが

 

「良かったねーせいちゃん、みんな見てるねー」

 

と言ってくれました。

 

飾り付けがある程度終わった頃、看護師さんと看護師長さんからまた提案が

 

「お母さん、、せいちゃんにしてあげたいこと、なんでも言ってね。

なんでもしてあげよう。何かない??」

 

 

なんでもしてあげたいよ。。

 

せいちゃんにできることなら、、

 

これって、、決められないよ。。

 

全部してあげたい。。

 

これからの長い人生かけて全部。。

 

 

ただ、、、

 

まずひとつ、、

 

叶うなら、、

 

せいちゃんに、、直接おっぱいを飲ませてあげたいです

 

と答えました。

 

まだ搾っては捨て続けている母乳。。

 

せいちゃんの栄養になるようにと。。。

 

そのためだけに、、溢れ続けています。。

 

一口でもいい、、せいちゃんをこの腕に抱いて、、おっぱいを吸ってほしい。。

 

看護師さんも、師長さんも

 

「ぜひやろう」

 

と言ってくれました。

 

私は、まさかできないと思って、、叶わぬ夢を言ったつもりでした。。

 

ですので、、この、、

 

直接おっぱいを飲ませる

 

という目標ができたこと、、

 

は私の中でこの日唯一明るくなった出来事でした。