こんにちは☀
あきはママです。
せいちゃん生後29日(修整30週6日目)
ついに焦らしに焦らされた
初めての抱っこです。
面談
といっても、、まずはいつものドキドキ不安でいっぱいの面談から。
先週の面談に比べて、色んな値は良くなっている、、でもここ数日肺高血圧の症状がひどい。。
怖いこと言われませんように。。。
怖いこと言われませんように。。。
これ終わったら抱っこ。。。
これ終わったら抱っこ。。。
心の中で呪文のように唱えて臨みました。
ドクターの説明
せいちゃんの容態
肺:順調にNOの値が落とせているので、このままできたらNOは切ってしまって、肺高血圧に関しては点滴の方で調節したい。動脈管の開存と肺高血圧のバランスを取るのが難しい。1日数回のエコーで常に観察していく。
脳:エコーで見たところ、脳室周囲白質軟化症の可能性あり。なるべく低酸素にならないようコントロールしていく。はっきりした診断は退院前のMRI検査で行う。
脳室周囲白質軟化症・・・
・脳の「脳室周囲白質」という所が何かしらの原因で虚血状態になり、局所的に壊死してしまう疾患。(せいちゃんの場合はおそらく肺機能低下による低酸素状態)
・病巣の場所により、上肢や下肢の麻痺などの運動障害が発現。
・在胎32週以下の早産児に多くみられ、早産期の脳性麻痺の主な原因のひとつ。
消化管:現在母乳10ml×12回に+MCTオイル。
体重を増やすために母乳量は増やしていきたいが、低酸素状態が腸管に負担をかける可能性がある(壊死性腸炎に発展するリスクも)ため、常に注意が必要。
目:高濃度酸素を使用していることが、未熟児網膜症のリスクとされているため、来週から眼科診察を始める。
貧血、骨減少症:どちらも早産児には必発。共に薬で対応していくが、肺の酸素化が低いこともあるため、早めの輸血も考慮。
先生の総括では
「せいちゃん、今まで何かしらのイベントが起きて、下降傾向だった容態が、ここにきてやっと小康状態といったところ。
今回やっと、肺のこと以外の、いわゆる“通常早産のお子さん全体に向けて話していること”
まで話せる余裕が出てきた。
しかし、肺機能が良くないことで、全身の酸素状態が良くないことから、それに付随したリスクがそれぞれ出現している。」
とのこと。
面談内容を受けて
せいちゃん、、
まだまだ肺に関してはすごくハンデを追った状態だけど、、
ようやく、
“一般的な早産の子”と同じ心配もできるようになったって。
それってどうなん??
喜んでいいのかどうなのか。。。
まだまだ不安要素はたくさんやね。。
しかも高濃度酸素を使っていることや、肺機能が良くないことで、肺以外の臓器も“一般的な早産の子”よりはリスクが高いって。
でも、、
“一般的な”
ってもはやなんやろね。
みんな同じなわけないんやから。。
一般的とか特別とか。。
可能性とかの問題じゃなくて、
せいちゃんが乗り切れるかどうかやから。。。
起こるかもしれない、って考えてメソメソするのは、ママもうやめようと思う。
今は目の前のせいちゃんに向き合って、お世話させてもらうことでママ幸せいっぱいやわ。
お姉ちゃんともたくさん遊んで、、
ママほんと、1日それだけでいっぱいいっぱい。
だから、、
せいちゃんに起こるかもしれない、怖いリスクを検索して怯えている時間は無いわ。
それより、
よく1ヶ月頑張ったね。。
本当に、強い子やね。。
ありがとう。。
よし!!!
せいちゃん!!!
抱っこしよ✨✨✨✨✨
初めての抱っこ
面談が終わり(今回は泣かずにいけました)
ついについに
抱っこ!
やっぱり挿管チューブと点滴は全然取れてないから、カンガルーではないけど、、
我が子を腕に抱けるときがきました。
担当のドクターと看護師さんで万全の準備が整えられます。
私がリクライニングチェアに腰掛けて待っている間に、授乳クッションとバスタオルが上から手際良く配置されます。
ドキドキ、、
ほのかな高揚感と緊張感が入り交じる。。
なんていうか、、
気分としては
ディズニーシーのタワー・オブ・テラーの列並んでる待ち時間
みたいな感じのドキドキ。
(伝わりにくい笑)
楽しみと、若干の恐さありの待ち時間。。
せいちゃんの点滴やチューブの点検、動線を確認したところで、
ついに
せいちゃんがやってきました
初めて腕の中にいるせいちゃん
思ったよりも重たい。。
そして暖かい。。
ああ。。。
この子が、、
お腹の中にいたんだな。。
よく生まれてきてくれたな。。
よくここまで育ってくれたな。。
可愛い。。
本当に可愛い。。。
バッチリ写真撮ってもらうために、、きめてきたメイク。
今日は面談でも泣かずにいけた。
でも、、
ここで崩れてしまいました。。
せいちゃんを抱っこできたことが嬉しくて。。
愛おしくて。。
今まで、何度せいちゃんのこと、覚悟してくださいと言われたことだろう。。
そのたびに、せいちゃんがこうして暖かく、元気なうちに抱っこできないかもしれない。。
と、辛くて、無念で、何度泣いたことだろう。。
この日が来て、本当に、嬉しい。
せいちゃん、ママに抱っこさせてくれてありがとう。
担当のドクターも看護師さんも、今回の抱っこは今までの経緯から、かなり感慨深いものだったそうです、、
たくさん抱っこの写真撮ってもらいました。
そのまま、せいちゃんのミルクタイムが終わるまで1時間半腕の中に。。
至福の時間でした。
次はパパも!
ぜひしましょうと言っていただけました。
そんなこんな至福の時間のあとには
私の産後一ヶ月健診。。
怒涛の一日です。
さあ、
せいちゃんを保育器に戻した瞬間から、また気持ち切り替えて。
健診に臨まないと。。
たくさん聞かないといけないことがある。。