あきはママ~薬剤師の子育て奮闘記~

4歳の女の子と26週5日で産まれた874gの男の子、そして今お腹にもう一人。ブログは第二子のことがメインです。妊娠中期、出血。切迫早産→慢性早剥羊水過少症候群(caos)。

NICUレポ63〜面会制限〜

こんにちは☀️

 

あきはママです。

 

7/29~30

 

せいちゃん生後4ヶ月1週(修正1ヶ月1週)

 

  

眼科卒業の翌日

朝起きたらママがいてびっくりのお姉ちゃん。

ウキウキしながら保育園へ。

 

せいちゃんのもとへ向かう電車の中でも、気持ちはそわそわ。

いつまで経っても、この朝イチに個室に入る時が一番緊張する。

 

朝イチのせいちゃんは熟睡。

SPO2の値を見る限りは少し悪そう。。

ベースが低く、寝ている状態でも上肢は80、下肢は70台。

 

うーん。。今はあまり得意じゃない仰向けの体位だし仕方ないのかな。。

というか、もちろん体交はしてるよね。

昨日さすがにあれだけ言ったし。

 

で、聞いてみると、、

まさかの

8時の体交していない

 

母絶句。

え!?なんで!!?

日勤の看護師さん、あれだけ親身に聞いてくれて、夜勤の看護師さんに申し送っておくね。

って言ってくれてたのに。。

 

!?!?!?

 

3日連続での8時体交スルーに驚きと悲しみを隠せない母。

でも、昨日自分自身で夜勤の看護師さんに直接お願いしたかというと伝えていなかった気がする。

 

自分のミスでもあるけど、それでせいちゃん痰溜まって苦しい思いして。。

 

とりあえず、明日以降も必ず8時の体交をしてもらうよう、看護師さんに伝える。

 

気を取り直して、、今日はせいちゃん体重測定するとのことだし。

そうやって移動しているうちに痰も出やすくなるだろう。

 

 

体重測定

2週間ぶりの体重測定

前回が2080g。今日はどうかなー。。

最近のミルクは16ml×12回

おそらく、このくらいの月齢の子に関してはまだまだ少ない量(修正にしても)

だけど、それでもこれだけいっぱいいっぱいの中、せいちゃん十分飲めてる!

 

増えてるかなー。

いつも通り担当ドクターも来てくれて、みんなが見守る中、体重計に乗るせいちゃん。

 

2148g!!!

 

すごいー!!やったねせいちゃん!!

ちゃんと増えてるーー!!

肺にとっても、成長することが一番大切ってドクターもいつも言ってるし。

ゆっくりでもいいから、この調子で成長していこうね。

 

 

保育園の懇談会

体重測定の後、色々体位を変えたことでせいちゃんの痰もある程度出てきた。

でも、、どこか昨日までとは違う気がする。

SPO2値のベースがやはり10くらい低いし。。

 

せいちゃんの調子は上がったり下がったりの繰り返し、、

人間誰しも調子の良い日と悪い日があるし、、

そう思い通りにならないのは重々承知している。

 

そう思う反面、やはり、このまま更に悪化したらどうしよう。。

と考え出すとどうにもならないくらい不安にもなる。

 

ただ、今日はお姉ちゃんの保育園の懇談会がある予定。

それに間に合うようすると、15時には病院を出ないといけない。

 

そもそも思い返せばお姉ちゃんのお迎えに間に合うよう病院を出たのなんて1ヶ月前が最後。

今この状態のせいちゃんを置いて15時に病院を出るなんて、、、

保育園には現状についてある程度話はしているので、

希望すればきっと日程変更してくれるだろう。

 

でも、、こうしてやっぱりどうしてもせいちゃんを優先し続けて、、

妊娠中の入院時から、もう半年もお姉ちゃんは二の次、我慢の連続。

まだ2歳なのに。。。

保育園の送迎も、もうほとんどパパかおばあちゃんに頼んでいるから、先生とも全然接していない。

 

お姉ちゃんの保育園での生活に変化はないだろうか。

目を向けていられていないことで、お姉ちゃんの大きな変化を見過ごしていたらどうしよう。

寂しいSOSのサインなど出していないかな、、もし今日先生がそういったこと話そうと思っているのなら、、

 

いつまでも体が2つにならないかと、毎度同じ、当てもない願いをする母。

二人の子供、今私が行くべきはどちらか。。。

 

散々悩みに悩んで、

 

せいちゃん、、一過性の体調のムラでありますように。。

明日、来た時にホッと胸を撫で下ろすことになると信じて。。。。

 

パパも仕事後に面会に来る予定でもあるし、祈りながら今日は懇談会に行くことにしました。

 

色んな思いが渦巻く中での懇談会では、私の心配を全て包み込んでくれるような先生の対応。

「お姉ちゃんは家族みんなのチームワークのもと、温かいサポートですくすく健やかに成長しています。

そりゃあママもパパも忙しそうに出入りしていて、寂しくないわけないけど、ちゃんと分かってる。

そして、色々落ち着いた時に存分に甘やかしてあげれば、なんぼでも取り返せるから。

だから今は弟くんの方に全力で向き合って。

お姉ちゃんのことはある程度保育園の方にも任せて。

全力でお姉ちゃんを見守っているから。」

 

急にせいちゃんの体調が悪化し、お迎えの時間の延長などを繰り返したり、

色々無理ばかり聞いてもらっている中、、

先生のこの温かい言葉は、私に安心感を十分に与えてくれ、

感謝の思いでいっぱいでした。

 

色んな人の支えで今があると、改めて実感しました。

 

 

お姉ちゃん発熱

先生の温かさに心から感謝し、お姉ちゃんと帰宅。

 

ただ、、、帰宅後しばらくして、、、

夕食時、お姉ちゃんを触ると、、

 

あれ???

熱くない???

 

まさか、、、

恐る恐る、、でも、逃げられなさそうと悲観しながらも体温測定すると、、

37.8℃。

 

あぁー、、、、

お姉ちゃん発熱。。。。。

 

どうしよう。。。

せいちゃんの面会、、しばらくいけないんやろうか、、、

 

いけないやろうな。。。

どうしよう。コロナ疑いとかやったら2週間くらいいけないんじゃ。

2週間面会禁止なんて、今のせいちゃんの状態じゃ到底無理。

 

・・・・・・・・!

落ち込んでる場合じゃない、とりあえず今夜パパが行く予定やったから早く連絡しないと。。。

 

パパにとりあえず待機連絡をし、緊張しながらNICUに電話。

 

「ごめんね。ママ。

同居者が発熱している場合、NICUでは解熱後48時間経たないと面会はできないきまりになっているの。

後、今のご時世だから念のためコロナ陰性であると証明してもらえると助かります。」

 

幸い、お姉ちゃんの症状は発熱のみ。

この頃はまだ幼児など10代未満の子供にはコロナは感染しにくいと言われていたので、

咳があったり、近くに陽性者がいたなど、明らかにコロナが疑われる形でなければ解熱後48時間で面会ができるということだった。

 

48時間でも今は身を割く思いだけど、、、

神様が今はお姉ちゃんに付き添ってあげてと言っているのかな。。

とりあえず安静にして早く熱が下がるようにしないと。

 パパもそのまま病院に行きかけていた足を仕方なく自宅へ。。

 

 

小児科受診&PCR検査

翌朝すぐに小児科を受診。

「多分夏風邪やろう」とのこと。

ただ、これくらいの症状ではPCR検査はできないと言われる。

 

仕方ないので、PCR検査をしてくれる病院を探して、そちらの方も受診。

理由を話してなんとかPCRしてもらう。

 

NICUの方からはそこまでPCR必須とは言ってなかったけど、万が一にもコロナだったら、、、

せいちゃんはもちろん、NICUに入院している赤ちゃん全員を危険に晒してしまうことになる。

それだけは避けたかったので、無理矢理感はありましたが、PCR検査なんとか実施。

結果は明日ということ。

今も37.7度熱出てるし、、どうせ面会は明日、明後日まで無理かぁ。。

せいちゃん元気かなぁ。。。。

 

病院のはしごも終わり、、帰宅して一息ついたので、

NICUへ電話し、せいちゃんの容態確認。

毎日通っていたので、電話での容態確認はそれだけで緊張。

 

一旦電話に出てくれたけど、ドクターから細かく伝えたいし折り返しにします。

とのこと。

 

どういうことだろ。。。大丈夫かな。。。

そもそもそんなものなのかな。。個人情報とかの観点、、、???

 

そわそわ待っていると、その後すぐ担当ドクターから折り返しのTELが。

 

「お母さん、せいちゃん朝からずっとぐずぐずで。

ずーっと機嫌悪いわ。今日の担当看護師さんもずっと付きっきりであやしている状況です。

ほら、せいちゃん、お母さんの声聞こえる?

あ!泣き止んだ。すごい!お母さんパワーや。

せいちゃん、その調子。

もう、お母さんがいなくてこんなに心細いことないわー。」

 

せいちゃんんんん。。。。。

やっぱり昨日夕方からパパもママも来てないからご機嫌ななめなのかな。。

うーん、、、、気になるよー。。。。

早く、、早く会いたい。。。

今はNICUの皆さんを信じて。。。

せいちゃん、、、待っててね。。。。

 

祈ることしかできない母は終始心ここにあらずな様子でお姉ちゃんの看病をしていました。

 

 

 

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