こんにちは☀️
あきはママです。
新しくオミクロン株が流行り出して、なかなかコロナも落ち着く様子を見せてくれないですね。
コロナが出始めの2年前、その脅威と制限にずっと悩まされた、、確実にコロナ感染できないコロナ弱者だった私たち。
今オミクロン株は毒性低いと言われているけれど、それでもどうしても感染できなく、あの頃の私たちのようにピリピリしている方も多いと思います。
そのストレスがどうか緩和されますよう、ニュースを見るたびに、早く落ち着いてくれと祈っています。
2020年9月
せいちゃんのCT結果をNICUに聞きに行った翌日、市の助成を使い、お姉ちゃんのフッ素塗布で歯医者に行っていました。
そこに電話。
スマホの画面にはせいちゃんが入院していた病院の文字。
今でも条件反射でそこの病院から電話がかかってくると、一瞬血が凍るような感覚に襲われます。
その時は、まだ8/1から1ヶ月ほどしか経っていなかったため、その感覚が強く襲ってきて、急に目の前が白くふわふわとして、吐きそうになりました。
それでも、、出ないと。
折り返しになると、どの部署からかかってきたか、特定するのにすごく時間がかかってしまう。。
急いで外に出て、なんとか電話に出ました。
電話口はNICUか、総合受付か、、と思っていましたが、、
予想外に産科、、私の帝王切開を担当してくれたドクターでした。
ドクターからの直電。一体何が。。。
と思いましたが、どうやら昨日のNICUとの面談でこぼした愚痴
「産科のドクターとも面談して、せいちゃんの出生タイミングにまつわるモヤモヤを聞きたいのに、全然予約が取れない。」
をすぐ伝えてくれたみたいで、それを聞いた産科ドクターが電話をかけてくれたようでした。
システマチックにしか対応できなかったことへの謝罪と、面談の日をすぐ確保してくれました。
しばらく予約がいっぱいで時間を確保できませんという受付の対応も、大きな病院では仕方なかったことだと思いますが、直接だとこうもすんなりアポが取れるんだと、少し拍子抜けしたところも。
ただ、これでしっかり話が聞けると思うと心が少し軽く、また覚悟により気が引き締まる思いでした。
産科との面談の日はちょうどせいちゃんの四十九日の日に。
せいちゃん自身はどう感じているのか。
もはやこだわってはいないだろうなと思う。
器の大きい男だったから。
でも、ママはいつまでもウジウジしていてごめん。
モヤモヤを晴らして、せいちゃんが仏様になるのを、少しでも澄んだ心で送り出せますように。
面談までソワソワ・モヤモヤする日々を紛らわすように、四十九日のお参りの準備やら、復職の準備やらをして心を整えていました。
(復職は結局四十九日に合わせることに。。四十九日のお参り、復職についてまた別の記事で詳しく書きます。)
そして迎えた四十九日当日。
有給をとったパパと一緒に、産科まで行きました。
担当のドクターは、ご丁寧に診察最終の時間に予約を入れてくださっていました。
時間を気にせず、しっかりこちらの気が済むまで向き合ってくださるつもりなんだと、、
窺い知れて嬉しかったです。
私がずっとずっと気にして、、逃げられないでいること。
・なぜ転院前の病院ではcaosだとずっと言われていたのに、こっちに来てから「caosだと考えていない」と診断したのか。
・caosだとちゃんと診断できていたら、せいちゃんが産まれるタイミングは変わっていたのか。(もっと早く出すべきだったのでは。)
この2つについて、産科として、どう捉えているのか聞きたかったです。
もうせいちゃんが生まれた時期を変えることができないし、とっても頑張った結果、亡くなったという事実も変わることはない。
ただ、このせいちゃんの頑張りを、せめて、これからの医療に繋げて欲しい。
ただただその思いが強かった。
NICUの方では、「せいちゃんでの経験はNICUにとってかけがえのないものであるし、これからの医療に必ず繋げていく」と言ってくださった。
その一言がとても嬉しかった。。。
でも、そもそもこんなダメージを負って生まれてくる子自体を少なくできたら。。
産科の方にフィードバックしてもらえないと、めったにない症例だろうけど、それでもまた少なからずそういう母子がいるかもしれない。
その時に、せいちゃんと私の例を生かしてもらえないと考えると、より辛くなる。。
「ただの誤診でした。なので、そもそもせいちゃんのような肺のダメージが強い子は、なかなか生まれようがないです。ちゃんと診断つけていれば肺へのダメージも回避できて、今も元気にしていたと思います。」
そんなわけないって分かっているけれど、、万が一そうだと考えると、もう居ても立っても居られなくなる。
せいちゃんが生まれたこと、4ヶ月半頑張ったこと、それは決して無駄でないと信じている。
だからこそ、ちゃんと産科の先生の口からどう捉えられているかを聞きたかったんです。
先生は私の訴えをゆっくり、真摯に向き合って聞いてくださりました。
結論、やっぱりせいちゃんの生まれる前の状況はとても難しかったから、どこで出すのが正解か、胎内状況がある程度分かった今でも、答えは見つからないとのこと。
でも、caosだと知っていたら、もっと出すタイミングについて検討できただろうと。
「転院して運ばれてきた当日に破水したということで、こちらではcaosを疑わず、単なる前期破水を伴う切迫早産と診断をつけてしまった。
『つけてしまった』というところは否めない。
こちらの病院では今までcaosでそういう経過を辿った人がいなかったから。
もっと深く考察すべきだった。それは産科としても申し訳なく思っている。」
と言ってくださいました。
その他にも
「caosが要因の破水というがあるということを、せいちゃんのことがあって、後で他の病院との連携でも知ることとなった。
もし、caosだと分かっていたら、早産ゆえの脳出血など後遺症のリスクと肺へのダメージのバランスを考え、どこまで待って出すのか、産科・小児科・そしてお母さんと話し合って決めることができただろう。
今後こういう症例があれば、せいちゃんのことをしっかり念頭に置いて、お母さんが苦悩することないよう、出産のタイミングについて、しっかり産科の枠を超えてディスカッションしていかないといけないと思った。」
ドクターは、ある意味産科のミスもあったと、ありのままを改めてしっかり伝えてくださいました。
たっぷり時間をかけて、ドクターが真摯にお話ししてくださったことで、泣きながらではありましたが、私の中のモヤモヤも少しずつ取り払われていくのを感じました。
caosは症例数が少なく、かつ判明しても対処法がなく、どういう見方をしてもせいちゃんは難しかった症例であったことが改めて理解できた。
そして何より、せいちゃんのことが確実に今後に繋がると聞くことができた。
やはり、あのとき入院中に自分が「なんでcaosじゃないって診断なんですか?詳しく説明してください!」と声を上げていれば変わった未来もあったのかもしれない。
その後悔を完全に消し去るまではいかないけれど、私自身きちんと納得いくまでドクターにお話しを聞けたことで、せいちゃんに対して、ウジウジした気持ちを一つ取り払って、また新たな気持ちでしっかり向き合えると感じる。
ドクターにお礼を言い、
「また妊娠することがあれば、ぜひこちらの病院で出産させてください」
と伝えさせてもらいました。
自分も医療従事者の端くれでもあるので、医者でも誰であっても100%の正解を出し、ミスなく仕事を行うことは無理だと分かっている。
だから大切なのは、正解がないからこそ、ミスをするからこそ、その後どうやって向き合うかということ。
下手に包み隠さず、真摯に対応してくださったドクターがいたからこそ、私自身の後悔は無くならないとはいえ、病院への、ドクターを責める気持ちは無くなりました。
NICUでも、産科でも、医療従事者としての大切な姿勢をたくさん学ばせていただきました。
四十九日、どうか安心してせいちゃんに仏様になってもらえますように。
お仏壇で産科でのお話の報告をして、家族みんなでゆっくりお参りをしました。
せいちゃん
どう足掻いても、取り繕っても、
せいちゃんを超える人間にはなれないと思う
それでも、お空でまた会った時に恥じないように、ママは生きていこうと思う
せいちゃん
大切なことをたくさん教えてくれてありがとう
せいちゃん、大好きだよ