あきはママ~薬剤師の子育て奮闘記~

4歳の女の子と26週5日で産まれた874gの男の子、そして今お腹にもう一人。ブログは第二子のことがメインです。妊娠中期、出血。切迫早産→慢性早剥羊水過少症候群(caos)。

切迫早産34ラスト〜退院〜

こんにちは☀

 

あきはママです。

 

今まで長らく切迫早産レポにお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

思えば、ブログを始めようと思ったきっかけも、切迫早産(その頃はまだ19週だったので、切迫流産でした)により自宅安静になり、空いた時間で何かできればという思いからでした。

 

その当時は、軽い出血だけの症状で、当時のかかりつけ医も

 

「こんなん大したことない」

 

と言っていたため、

 

まさか

 

切迫早産のレポートがこんなに長く、

 

また激的に変化していくことになるとは、

 

夢にも思いませんでした。

 

今までの闘病記録を振り返りながら、、

 

ついに、、退院の日です。

 

 

 

 

術後7日目

 

私にとっては、丸々4週間お世話になった病院最後の1日ですが、なんてことなく、日常通り、病棟の1日は始まります。

 

いつも通り6時に電気が付いて

 

検温、血圧測定

 

朝ごはん

 

チームドクターたちの回診

 

「どうですか?あきはママさん、術後痛みがひどくなったりぶり返したりしていないですか?」

 

『はい。おかげさまで体は順調に回復しています。』

 

「そうですか。それはなによりです。

今日で退院ですね。お気をつけて。」

 

さらーっとした会話。

 

ひとチームでかなりの患者さん数受け持っている、かつ、1日2回も回診があるため、

 

部屋に入ると共に足は出かかっているようなときもある回診。笑

 

今日もいつも通りで安心しました。

 

今日は少しでも特別な言葉、何かしらの温かい言葉を受けるとすぐにでも涙が溢れてくる気がしていたので。。

 

朝イチで、いつも通り母乳を持ち、NICUにも行きました。

 

息子の容態は横ばい。

 

酸素濃度も80%で夜から変わらずです。

 

今までは70%まで下げられることも多かったんですが、、

 

 

ただ、穏やかで、安定している様子の息子を見て、ひと安心。

 

 

部屋に帰って荷造り。

 

長期滞在の間にすっかり荷物はいっぱいです。

 

 

差し入れに持ってきてもらった

 

ご飯や朝のパンがより食べ進むようにと、ふりかけやピザソース

 

シャワー制限のため、少ししか消費できなかった家庭用ボトルのシャンプーやボディソープ

 

病院でもらったお産セット

 

この入院でもらった資料をまとめたファイル2冊

 

etc···


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溜め込んだなー笑

 

 

最後、事務さんから会計の話があって、

 

 

NICUに母乳を届けに行って

 

 

息子にも、、なるべく、、さらっと挨拶

 

 

ママまた明日すぐ来るからね。

 

心配しなくても毎日会えるからね。

 

ママがいないときも優しい先生と看護師さんがいるから、ゆーっくり、楽ーに過ごすんやよ。

 

 

すぐ涙が出てくるから。

 

 

私より息子が心配しちゃう。。

 

 

不安にさせないように、、

 

 

泣かない泣かない。。

 

 

 

そして

 

退院のとき

 

助産師さんが大量の荷物を持ってくれます。

 

めーっちゃ重そう

 

ナースステーションの横を通るとき

 

 

「あきはママ退院しまーす」

 

 

と大きな声で伝えてくれました

 

 

おめでとうございます。

 

と次々に声が。。

 

今まで

 

散々お世話になったスタッフの方たちがみんな微笑んで

 

おめでとう

 

と言ってくれる。

 

どんだけ冷静になろうとしても

 

ありがとうございます。

 

お世話になりました。

 

うまく言葉にできません

 

結局、

お世話になった看護師さんに見送られて

 

 

泣き泣きの退院

 

 

まあ、、

 

そうなる気はしていましたが。。笑

 

 

やっぱりもう今のこの涙腺では、泣き泣き退院不可避です。

 

 

旦那はめーっちゃ重い荷物持ってるので、泣き泣きの私を支えてくれようとするも、

 

両手共に全く余裕無し

 

泣き泣き&大荷物フラフラの二人組で退院しました。

 

 

久しぶりの娘

 

1ヶ月ぶりの自宅

 

あれ??床こんないろやったっけかな?

 

色々新鮮。

 

母が来てくれて、昼ごはんを作って待っていてくれました。

 

久しぶりの母の味

 


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ほっこりしたところで

 

自宅に帰ってきた気の緩みからうたた寝

 

このあとのメインイベントに備えなければ!!

 

 

夕方になり

 

ついに保育園から娘の帰宅です。

 

おばあちゃんがお迎え、、

 

「ママがいるよー」

 

とは道中聞いていたようですが、

 

帰ると本当にママの

 

おかえり

 

の声

 

見る間に満面の笑顔になり

 

 

「ママよー」

 

「ママいるよー」

 

 

と大はしゃぎの娘

 

喋れる言葉もこの入院期間中にたくさん増えていて、

 

半分くらい何言ってるか分からないけど、笑

 

とにかくママにいーっぱい聞いてほしい様子

 

 

ひっついて、ひっつき倒して

 

 

かと思ったら急に機嫌悪くなって

 

 

どうしたのかと思ったら、

 

 

「ママだっこ」

 

 

ソファに座って膝に乗せるも

 

 

「ちがうーちがうー」

 

で、結局

 

首が座る前の赤ちゃんにするみたいに

 

横抱きにすると落ち着きました

 

そして

 

そのまま寝てしまいました

 

 

退院したら上の子嬉しくて赤ちゃん返りしちゃうかもね

 

 

とは看護師さんたちに言われていましたが

 

 

こんな綺麗に赤ちゃん返りするとは

 

 

ママの腕に抱かれて心底安心したんだと思います。。

 

 

やっぱり

 

 

不安だったよね。

 

 

出してなかったけど

 

 

我慢してたよね。。

 

 

入院期間を気丈に乗り切ってくれた娘

 

 

寂しかった分を少しでも埋めればと

 

 

そのままたくさんぎゅーっとしてあげました

 

 

その日はそれからも娘のテンションは上がりっぱなし

 

 

 

ママがいない期間、、

 

色々ないやいやも受け止め、お世話に明け暮れ、

 

あれだけ親密度をあげたパパ、、、

 

その日はあっさり捨てられ、

 

少し寂しそうでした。笑