あきはママ~薬剤師の子育て奮闘記~

ママ薬剤師の子育て奮闘記です。2歳の女の子とNICUに874gで産まれた男の子がいます。妊娠中期、出血。切迫早産→慢性早剥羊水過少症候群。ダブルワークの日々と育児記録、闘病記録を発信していきます(英語教育としてdwe活用中)

NICUレポ15〜産後一ヶ月健診〜

こんにちは

 

あきはママです。

 

せいちゃん生後29日(修正30週6日目)

 

面談&抱っこの後は、一ヶ月健診です。

 

 

健診前の心

 

2週間後健診のときと同じように産科にて受付。

 

2週間後健診のときよりも随分人が少ないと思ったら、コロナの影響で妊婦健診や産後健診も付き添いNGになっているから。

 

2週間前は新生児と、それに付き添うおばあちゃんや旦那さんで賑わっていた産科は、

赤ちゃんの泣き声しか聞こえない、閑散とした雰囲気になっていました。

 

コロナのそんな影響は全く喜ばしくないことですが、

正直、、、赤ちゃん連れでもなく、妊婦でもない私としては、、前のわきあいあいとした雰囲気に、所在無く心傷めていたので、、

それよりは、今回の方が平静に、待つことができました。。。

 

今回は、産科のドクターとしっかりお話できるラストチャンス。

 

なんとしてでも、、、

 

せいちゃんが、、どうして早産になったのか、、、

 

19週から起こった突然の出血。

そして23週での破水。

結果、26週で帝王切開になって、せいちゃんは肺に重い障害を負った。

 

その原因は何だったの???

 

やっぱり。。。。

私のせい???

 

 

色々、、、

 

納得いくまで

 

聞いておかなきゃ・・・

 

 

しかし、、、、

 

先程の面談で、念のため小児科のドクターに

 

『すみません、今から一ヶ月健診なんですけど、産科の先生たちって今のせいちゃんの容態についてどれくらい知っててくれるんですかね。

それによって、話し方も変わってくると思うんで。。。』

 

と聞いておいたのですが、

それに対して、

 

「お母さん、大変申し訳ないんですが、産科のドクターはあまりNICUの赤ちゃんの容態まで追えていないことが多いです。

ですので、万が一、何も知らないような、心無い一言などが飛び出したらすみません。」

 

と言われていました。

 

せいちゃんは今すごく頑張っているのに、何も知ってもらえていなかったら悲しいな。。。

 

もしかしたら、かなり取り乱してしまうかも。。。

 

 

健診担当ドクターは?

 

といっても、ここは周産期センターとして大阪府内でもかなり大きい病院。

産科のドクターだけで10人は軽くいます。

 

せめて、今日は入院中担当してくれていたチームドクター5人のうち誰かであるとは思うけど、、、

 

もし、できたらその中でも、入院中なにかと気を配ってくれ、最後帝王切開の手術を担当してくれたドクターがいいなと、心の中で思っていました。

 

そして、待ち時間中に、今日聞かないといけないことをおさらい。

 

何回も頭の中で唱えないと、いざドクターを目の前にすると全部飛んでしまいそうだから。。。

 

10分ほど待った後、名前を呼ばれ、いざ部屋に。。。

 

担当は、、奇跡的にも、願っていたドクターでした。

 

ドクターは最初に

 

「せいちゃん(正式名で)の容態はいかかですか?

カルテを見ていると、最近はまだ少しは肺の状況が改善してきたように思えるのですが。。」

 

と言ってくれました。。

 

ちゃんと、、見てくれていたんですね。。。

 

名前も、、、産科に入院中のときにはまだ付いていなかったはず。。

 

わざわざカルテから覚えてくださってたんですね。。

 

よかった。。。

 

今回の早産の原因

 

少し言いにくそうに

 

胎盤を病理検査に出したところ、caosと思われる所見が見られました。」

 

とのこと。

 

私としては、

 

あぁ、やはり、caosだったか。

 

でも、実は、

 

転院してからすぐに破水し、ここの病院では

 

「あきはママさんは、前の病院からはcaosの疑いと言われていましたが、僕たちはそれよりも、前期破水を伴う切迫早産として考えています。

今までの経験上caosと思われるような症状が出ていないんです。」

 

と、何回か言われていました。

 

またしてももやもや。。。

 

せいちゃんの肺がここまで、最重症と言われるまで悪い状態になったのは、

血製羊水” と “長期間羊水が過少であったためのdry lung

NICUで言われています。

 

 

ここのドクターたちはcaosだと思っていなかった、、、

 

ということは、

 

もしcaos(血製羊水)だと知っていたら、、、

破水後3週間も待つこと(dry lung になるリスク)は避けて、早めに帝王切開に踏み切るという選択を取っていたのでは???

 

せいちゃんはこんなに重い肺の症状に苦しまされることはなかったのでは???

 

以前、NICUの面談で小児科のドクターにぶつけてしまったモヤモヤ。。。

 

再燃してしまいました。。。。

 

 

しかし、、、

たくさんお世話になったドクター。

 

真っ向から

 

「じゃあ、caosって分かっていたら、破水した23週で産む選択肢もあったんじゃないですか?」

 

とはなかなか聞けない。

 

 

ただ、こうして今までの妊娠中の経過を辿り、原因について話していると、

当時の思いが蘇ってくる。

 

不安で仕方なかった安定期。

そして、、結果的にせいちゃんに重い障害を負わせてしまったと知った出産直後。。。

 

 

質問はなかなか言葉にならず、

宙に浮いてしまい。。

 

結局、涙がポロポロ溢れてくる。

 

 

察してくれたのか。。ドクターの方から

 

「正直、僕たちもcaosだという可能性はあきはママの妊娠中否定していました。

もし、その可能性を考えたら、違う選択肢もあったかもしれません。

あきはママも思うことはたくさんあると思います。

僕たちも非常に考えさせられました。

今後、小児科の先生としっかりコンタクトを取って、繋げていきたいと思います。」

 

 

先生、、、ありがとうございます。

 

その温かい言葉で十分です。

 

 

正直、前に小児科のドクターが言っていたように、

 

きっと23週で生まれていたとしても、caosによる血製羊水の肺への影響は避けられなかっただろうし、23週という週数では、脳やその他臓器への障害リスクは確実に高かった。

下手したらせいちゃんが無事に生まれてくることも難しかった。

 

 

そう思うと、やっぱり出産は結果論。

 

コウノドリでも言ってた。

印象的な言葉だったから、よく覚えている。

 

お産は結果が全てだから

 

って。本当にその通り。

 

以下 第一巻 切迫流産の回 サクラ先生から下屋先生への言葉より

 

「僕らだって ただの人間だから

迷うこともあるし これでよかったのか・・・

他に方法はなかったのか・・・ そうおもうこともあるさ

もしかしたら 間違いだって起こしちゃうかもしれない

お前がもし それを怖いと思っているなら

産科医をやめて逃げ出すか

次に繋げるしかないんだよ

 

 

だから、、

 

あとは私や家族の気持ち次第。

 

正直ここの病院に転院するまでは、精神的に辛いことがたくさんあった。

 

最初のクリニックでは「出血の原因はただのびらんです。気にせんでもよろしい。」と、全然気にかけてもらえなかった。

 

自己判断で受診した大学病院では、入院になったときにMFICUが大部屋で、精神不安が大きすぎて、毎日辛かった。

 

ただ、ここの病院に来て、すごく救われた気持ちになった。

 

色んな職種の人にたくさん支えられて、不安の中でも笑って過ごせる余裕ができた。

 

ここでの入院生活がなければ、、

 

辛いツワリの後の不安定な安定期で、正直、今回の妊娠に関して良い思い出はほとんど無かったかもしれない。

 

だから、、、

 

もう本当に今度こそ23週で産まれていたら〜ってイジイジするのはやめようと思う。

 

 

先生は次に繋げてくれる。

 

 

原因は私??

 

ただ、、、

 

そんな中でも聞きたかったことがまだ1つだけある。

 

先生、caosだったとして、、caosになったり、破水したりの原因は、、私にあったんでしょうか。。

 

いくらネットで調べてcaosの原因は解明されていないと見ても、

 

私のせいでせいちゃんが苦しんでいる。

 

私のしょうもない子宮のせいで。

 

ツワリで吐き続けていたのに無理して働いていたから?

 

2人目だからって油断して、重いものもたくさん持ったりしていたから??

 

ごめん。ごめん。せいちゃん。。

 

何回謝ったかわからない。

 

どうしてもこの自責の念からはなかなか逃れられない。

 

もし、、本当に私のせいじゃないとしたら、、、

 

信頼している先生からも、言ってほしい。

 

「大丈夫です。今回のことは全くの原因不明のレアケースです。

あきはママが原因ということは全く無いです。

絶対に!自分を責めないでください。

体質的にそうなったという可能性もほぼ無いと思われますので、

例えば、もし、次の妊娠を考えるにあたっても、

同じことが起こる可能性は極めて低いと考えられます。

産まれたせいちゃんに関して、“申し訳ない”と考えることもやめましょう。

あきはママは何も悪いことしていないです。」

 

1番かけて欲しかった言葉でした。

 

私の気持ちは、この一ヶ月健診で救ってもらうことができました。

 

原因についてもちゃんと納得することができた。

 

ドクターに対して少し感じてしまっていた不信感も拭えた。

 

今度こそ、本当に後ろ向いている場合じゃ無い。

 

ママはしっかり聞いて、すっきりしてきた。

 

せいちゃん。

 

この1ヶ月何回もメソメソしてごめん。

 

前向いて行こう。

 

一歩一歩。

 

NICUに戻って

 

せいちゃんが穏やかな表情で待っていてくれました。

 

相変わらず酸素濃度は80%。

 

他の子に比べたら各段に高い濃度だけど、せいちゃんのペースで

 

ゆっくりやね。

 

しばらくせいちゃんの横で包み込んでいると、小児科の担当ドクターがやってきました。

 

何気ない話とせいちゃんのちょっとした容態を話すだけで、、

 

??なんでわざわざ来たんだろう?(失礼なやつ)

 

となり、とりあえず私から

 

『そういえば、一ヶ月健診無事に終わりました。

色々ちゃんと聞けてすっきりしました。』

 

と報告したら、

 

「それは良かったです。

さっき、産科の方からもお母さんの方に原因などについてお話ししましたよー

って電話が入ってましたわー。」

 

なるほど。。。

 

産科のドクター、、

 

私が一ヶ月健診で泣きじゃくっていたから、

 

わざわざNICUのドクターまで連絡してくれていたんやね。。。

 

最後まで温かい気持ちにさせていただけました。

 

色々あったけど、、、

 

せいちゃん、ママはこの病院で産めてよかったと思っているよ。

 

せいちゃんも、、そう思ってもらえたらいいな。。。