あきはママ~薬剤師の子育て奮闘記~

4歳の女の子と26週5日で産まれた874gの男の子、そして今お腹にもう一人。ブログは第二子のことがメインです。妊娠中期、出血。切迫早産→慢性早剥羊水過少症候群(caos)。

NICUレポ34〜腹水の原因…感染症…?〜

こんにちは☀

 

あきはママです。

 

せいちゃん生後1ヶ月3週(修整33週3〜4日)

 

 

早朝通い開始

ひとまず峠を越えたと思われるせいちゃん。。

まだまだ安心できる状態とは決して言えないけど、、

NICUお泊り生活もかれこれ11日目、、

パパと交代&添い寝できるしっかりしたベッドとはいえ、

どうしても1時間おきに看護師さんが点滴チェックなどに来るし、アラーム音にドキドキして飛び起きたりで、、

徐々に蓄積されてしまう疲労。。。

 

長期戦を思うと、こちらがバテてしまったら意味がない💦

 

それに、お姉ちゃんもママがいない夜はすごく不安定。。

寝付きも遅いし、夜中ふと起きたときにママがいないと夢遊病のように探し回る。。

 

ということで、、

今日からお泊りは一旦中止して、早朝面会に切り替えました

 

朝6時のケア&搾乳を病院でできるように、朝5時に起きて、着の身着のままノーメイクでNICUへ。

 

散々ボロボロになった姿も寝顔も見られ続けているので、どんどんNICUのハードルが下がりもはや我が家。。笑

 

なんや今日は夜おらんのかー😑

とおスネ気味だったせいちゃんは、突然の朝ママにびっくり!

テンション上がってルンルンで起きてくれました☀️

 

ケア&搾乳を終わらせ、せいちゃんとふにゃふにゃ遊んで7時過ぎにはお姉ちゃんを起こしに帰る🏠

 

そしてお姉ちゃんの朝ごはんやお着替え、少し遊んで、また10時前には色んな検査を受けるせいちゃんの元へ。。

 

多少慌ただしいけれど、連泊の日々よりは体力回復できる✨

 

酸素濃度70%

なにせせいちゃん、肺機能は絶好調キープ。

酸素濃度はついに、過去最高濃度に並ぶ70%に。

いつも、ここで下げきらず、悪化し100%まで戻る。。

 

というパターンが続いていたため、私も緊張。。

 

ただ、そんな私のドキドキに関わらず、、せいちゃんはウキウキのお顔でSPO2値100キープ。

 

せいちゃん、本当にどうしちゃったの✨

 

あまりにも調子良さそうなせいちゃんの様子に、NOも20%から16%に引き下げられ、

母乳も9ml×12回から12ml×12回に戻されました

 

容態が順調に回復しているせいちゃんを、今日も抱っこさせてもらって、気分はフワフワうきうき。

 

1週間前まで、いつお別れが〜ってなっていたのに、今はもう『この調子ならあと数カ月で退院できるんじゃ?』

って考えていました。

 

おめでたい頭。。

 

やっぱり、、さすがに全てが順調にはいきません。。

 

重篤感染症?CRP10

翌早朝、せいちゃんの所に向かうと

夜勤担当の看護師さんから

 

「せいちゃんのお腹、元から結構パンパンやったけど、夜中だいぶそれがひどくなっちゃって。。

やし、ちょっとミルクまた1回9ミリに戻してます。」

 

あれ。。??

せいちゃん、、

ちょっとお腹しんどかった??のかな、。、

 

確かに見ると、ただでさえ膨らんでいたせいちゃんのお腹、、自然に戻っていくどころか、いっぱいいっぱいまでパンパンに。

 

鼠径ヘルニアもあって、おちんちんの境目なんかどこか分からないくらい、膨れ上がっています。

 

ミルク増量はまだ早かったのかなぁ。。

と、お腹パンパンながらもご機嫌そうなせいちゃんと遊んでいたら

 

担当ドクターが入ってきて、何気なく話しかけてこられました。

 

「せいちゃん、めちゃくちゃご機嫌やんー。

やのに、、なんでかなー。。

お母さん、今日せいちゃん朝の採血CRP値10やった。

ただ、本人はご覧の通りご機嫌で、すごくクリティカルな感染症とかは考えづらいんだけど。。

値が値だから、、今からフル検査いきます。」

 

青天の霹靂。

 

え?!

 

待って。

 

CRP、、10!!??

 

せいちゃん今までもCRPの上昇で抗生剤の治療を受けたことが何回かあったけど、、、

それでもCRP値1いくかいかないか。。。

 

CRP値10なんて、、、 本当に深刻なやつやん。。。。

 

胸がドクンドクンする。。。

 

しかし、動揺する私と裏腹にせいちゃんは本当にご機嫌。

 

少なくともせいちゃんが1番恐れている肺への感染症ではないのかな、、、

この謎に満ちた腹水の原因なのかな、、、

 

そうこうしているうちに

看護師さんとドクターでフル検査の準備が着々と進められていきます。

 

痰の検査、尿の検査、血液検査、、、

 

その中でも特に尿の検査が大変だった、、、、

 

導尿

今まで出したおしっこを検査するのは何回かやったことあったけど、

今回は、本当に膀胱の中に菌がいるか見るため、導尿管を入れて尿を採取します。

 

しかし、腹水や浮腫でパンパンに腫れ上がったせいちゃんのおちんちん、、、

そこに導尿を行うのは至難の技。。。

 

ドクターと看護師さん2人、、計3人がかりで行いますが、

いかんせんピンセットで入れないといけないため、新生児の静脈に点滴を通し続けている神の器用さをもつドクターでも苦戦。

 

せいちゃんが暴れないよう私もお手手を押さえます。

 

それでもなかなか入らない管。。。

 

せいちゃんも嫌がって、取らないといけないおしっこが出てしまって、、、、

 

どうか、、どうか、、早く終わりますように、、、

 

と、祈るような気持ちでドクターの手元を見ていたら、、、、

 

 

看護師さんが突然

 

 

ストップ!!!!!

 

 

と叫びました。

 

見ると、、

 

せいちゃんの顔色は灰色がかった、、、土気色、、、、

 

アラーム音を一時中断していたので気づかなかったのですが、、、

脈が一気に70台まで落ちて、かなりの徐脈になってしまっていました。。。。

 

「せいちゃん!しんどかったね!!

ごめん!!!一回中断!!!

お休みしよう!!!!」

 

ぐったりして、体の色がおかしくなってしまったせいちゃんのお手手を再度握る、、、

 

我が子がこんなになるまで頑張っていたのに、、

私、、母なのに、、、

気づかず押さえ続けるなんて、、、、、

 

ショックが強すぎて、吐き気がして目の前がグラングランになりました。

 

せいちゃんごめん、せいちゃんごめん!!

 

すんごくしんどいことなのに、、、、

お母さんにまで無理矢理押さえつけられて、、、

本当に嫌だったよね、、、

本当にごめん、、、、、ごめん、、、、、、

 

でも、ここで私が泣いたら事態はもっともっとややこしくなる。。。

ここで中断したらせいちゃんの検査もできなくなって、、、

結果せいちゃんが更にしんどくなってしまう。。。

 

グッと堪えて、、、

脈と顔色が回復したせいちゃんと最後のトライ。

 

結局、、、嫌がった時におしっこたくさんしちゃってたから、あまり量は取れなかったけど、、

なんとか導尿できました。

 

もう、、私なら泣いて投げ出してしまってる、、

無事に入れてくれたドクターに感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

そして、やっと一通りの検査が終わり、、

原因がはっきりわかるまで、

とりあえずバンコマイシンとメロペネムのダブル抗生剤でがっつり押さえにいくことになりました。

 

一連が終わって、、、

 

せいちゃんの横で大泣き。

 

やっと、やっと、GWしんどいのを乗り越えたところなのに、、、

またこんなしんどいことたくさん、、、

 

せいちゃん、、、

ママ、、もう、、せいちゃんがしんどくなったら一早く気付くように、、

せいちゃんのことしっかり見るね。

ママが、、ママが気づかないと、、

せいちゃん心細かったよね、、、

ごめんね。。。。

 

ばい菌、、早くバイバイしてお腹の水も良くなりますように、、、

 

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